am 10:22

粘膜を合わせて今日も僕たちは形なき愛確かめてます

目も合わず心も通わぬきみたちの心意気すら空々しくて

少しでもわかる部分はあったかな 背中合わせに心を探す

歪みないきみの心に触れたから ぼくの心は濁り始めた

「さよならだ、いつかどこかでまた会おう」わかれわかれの声、枯れるまで

「幸せになって」と勝手に言い残し 母はどこかで女になった

さあ皆さん、怖がらないで、よく聞いて。ここが世界の終着点です。

窓ガラス必死な顔して割っていく ガラスの向こうのわたしが笑う

砂時計 きみが落として粉々にしたからこの部屋は自由だね

さみしい、と言ったらきみは来てくれる? 桜の花びら浮かぶ水中