pm 6:32

お前ら全員死ね、ひとり残らず消え失せろ、と定期的に思うのだが、その期間が緩やかに延びている。
思い出したようにその感情が沸き上がり、その後の心は凪いだように穏やかになる。
安定して不安定、体は健康なのに心は不健康、というのは変わっていないが、不治の病から根気よく治療すればなんとかなる、というところに来たのかもしれない。
いつだって疑心暗鬼、今笑ってるあの子は明日わたしの敵かもしれない。という考え方は失礼だから、今笑ってるあの子は少なくともここでは敵じゃない、と思うようにした。そもそもそういう考え方ばかりしていると疲れてくる。誰も信じられないのは悲しい。

中学生だったわたしも、高校生だったわたしも、他人とは関わったところでいいことはなく、苦痛と不快を与えるものだ、と生活を通して学んでしまった。だから大学生になったわたしは、その考えを変えられたら、と思った。結局、3年たった今思うことは、中学生、高校生のわたしと同じになってしまったけれど。
それでも、友達と呼んでも大丈夫な人たちはいるし、恋人と胸をはって呼べる人もいる。わたしにはわたしの、生き方にあった学校生活がある、ということを知った。
社会不適合、人間に向いていない、と心理検査で何度も言われてきたけれど、それなりに人間のふりがうまくなってきた。ホンモノの人間に、ニセモノのニンゲンが近づける唯一の武器は、笑顔。
笑ってるかい。せめて口角上げてるかい。笑顔も練習したら、人間と間違えられるくらいにはなるよ。