pm 9:01
ねえわたし、なにを忘れているんだろ、孤独? 愛情? 嘘? 酒の味?
わたしはね、あなたを愛せたそのことがこの生涯でいちばんの自慢!
ごめんねを混ぜて笑ってみたけれど きみはまっすぐわたしを見てる
路地裏でキスしたふたりはもう二度とこの世で会えることはなかった
意気地なし、泣くんじゃないよ、ほら。……あんた、ちゃんと幸せになれるんだから。
「好きだよ」の四文字すらも言えなくて 不器用に泣くきみが好きだよ
遠くから響く雷鳴 暗い部屋 恋の終わりと 目を閉じたきみ
ガラスでできたその花は ぼくたちの期待を糧に美しく咲く
天国で必ず会おう! そのときはちゃんと告白してみせるから
大丈夫、怖がらなくてもいいからね。アバンチュールを教えてあげる。