不器用な子だねお前は本当に! やめてよ母さんあなたの子だよ
俺たちの35番出口から 夢を買ってた高一の夏
鈍行に乗ってゆっくり帰るから まだこの街を離れたくない
知らぬ間にこの街はとてもグローバル 異国情緒のあふれる土地に
流れゆく景色から眼を離さずに きみは何度もさよならを言う
トンネルを抜けたら空は夜だった 山の向こうは薄桃色に
街明かり それだけ人が生きている たくさんのひと きもちわるいね
スプーンでくりぬいたような薄い月 この星の空のお味はいかが?
年寄りがふたりバスから降りてった 次会うことはもうないだろう
ストーカーだから毎日きみのこと見てるよ いつかこっちを向いて